下肢静脈瘤

足にある静脈に血が溜まって血管が拡張し、外見的に瘤のようになった状態。

ある調査では、軽度の下肢静脈瘤を含めて成人女性の43%にその症状が認められたそうで、即ち5人に2人以上の確率で発生しているという事になります。

初めのうちは疲れやすい、足がむくむといった感じを受けるようですが、これといって大きな自覚症状が殆どなく、見た目においては特にふくらはぎや膝の裏側あたりで血管が浮き出てデコボコしていたり浮き出た血管が青く見えるので、特に女性では美容の面で気にする人が多いようです。

重傷の下肢静脈瘤となると皮膚炎や色素沈着、潰瘍などありの症状も見られ、痛みを伴ったりその他の炎症を招く事もあります。

病院では様々な手術による治療法があり、次のような方法が行われています。

レーザー治療

径の細いレーザーファイバーを血管の内腔に挿入して静脈瘤を閉塞させたり、多様な波長の光を静脈瘤のある部分に照射したりする事で、肌を傷めずに異常血管のみを消失させるという、下肢静脈瘤の新しい治療方法ですが、必要なレーザー機器をすべて配備することが困難であるなどの病院側の理由から、完全な形での施術を提供している医療機関は、未だ極めて少ないらしいです。

硬化療法

静脈瘤を起こしている血管の中に硬化剤を注射して、血管の内側の壁をくっつけたり、血管の内側を血栓で詰めてしまう方法で、固まった血管は次第に萎縮して消えて行きます。

硬化療法は、手術のように傷を残す事がなく、また体への負担が少ない事がメリットとして上げられますが、大きな静脈瘤にはあまり有効ではなく、また再発する可能性が大きいといったデメリットもあり、注射をした場所にしこりや痛み、色素沈着が起こる可能性が高い治療法です。

高位結紮術

静脈瘤は、脚の付け根の静脈の弁が壊れているために、血液が逆流する事が主な原因で起こります。

高位結紮術(こういけっさつじゅつ)とは、皮膚を小さく切り、そこから静脈を縛る事により血液の逆流を止めてしまう治療法。

ストリッピング術

弁の壊れた静脈を引き抜いてしまう手術法で、足の付け根と足首の2箇所から、悪くなった血管の中にある静脈瘤を、手術用ワイヤーを使って取り去る方法。

また予防としては、ストッキング療法があり、静脈瘤を外から圧迫する事で下肢がうっ血する事を防ぐものです。

最近、医療用弾性ストッキングはデザインや機能がいろいろと改良され、サイズや仕様にバリエーションが増えて来ていますが、医療用弾性ストッキングの目的は、あくまで、瘤の進行の防止及び現状維持、または治療後の補助療法としての使用であり、下肢静脈瘤そのものを治せるものではありません。

ところが、病院で手術をしてその場は治ったかのように見えても、再び同様の静脈瘤が現れる事も多く、実際はその場凌ぎの対処療法なので、動脈瘤になった本当の根本原因は解決されていません。

自然形体療法では、下肢動脈瘤の原因は動脈瘤が現れている部位にはなく、その上の部位でOOのOOや皮下脂肪の蓄積などにより静脈が圧迫されているために、血行が悪くなり、せき止められた静脈が瘤を作るものと考えていますから、それらの根本原因を改善して行く事で、手術を行う事なく静脈瘤が小さく変化して行き、今後再び発生しないような体質に改善して行きます。

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