1980年以降、脳血管の病気に代わって日本人の死亡原因の第一位に位置するようになったのが癌です。今では日本人における4人に1人が癌で亡くなっているといわれている程です。癌の実体は腫瘍であり、悪性の腫瘍で、増殖の際に周囲の健康な細胞や組織を破壊したり、他の臓器や部位に転移して生命に危機をおよぼします。

人のカラダには薬60兆程の細胞があり、怪我や新陳代謝などでその細胞が失われても、失った数だけ細胞が分裂して新しい細胞が作られています。その場合に失われた細胞と同数の新しい細胞が作られるのは、常に細胞の数を一定に保とうとするコントロール機能が生体と細胞に備わっているからで、通常細胞は秩序正しく分裂や増殖をしています。これに対して悪性腫瘍である癌細胞はこうした機能がなく、カラダのバランスを破壊して勝手に分裂して増殖し、血管やリンパ管を流れて行って全体に転移してしまいます。

発癌作用としては、初発因子が正常細胞を傷付けたり突然変異をおこさせると細胞が癌になりやすくなり、そこに促進因子が作用すると癌化がおこるという仕組みです。初発因子にはアスベストなどの多くの化学物質、紫外線、放射能などの他ウイルスや環境の中や食品の中にも沢山あります。促進因子にもいろいろなものがありますが、タバコはその煙の中に両方を含んでいるといわれています。

日常生活での予防としては

➀ 偏食を避けて栄養バランスのよい食事をする。

② 同じ食品ばかり食べずに、毎日多くの種類の食品を食べるようにする。

③ いつも腹八分目にして脂肪を摂り過ぎないようにする。

④ 酒は飲み過ぎないようにする。

⑤ タバコを減らす。

⑥ 適量のビタミンA、C、Eと繊維質のものを多目に摂る。

⑦ 塩分の多いものを食べ過ぎないようにし、食べ物は熱いうちは食べない。

⑧ 食べ物の焦げた所は避ける。

⑨ カビの生えたものは食べない。

⑩ 太陽光線に当たり過ぎない。

⑪ 過労を避けて適度な運動をする。

⑫ カラダを清潔にする。

これらは国立がんセンターによる「癌を防ぐための12ヶ条」ですが、近年の日本人の癌の増加と平均睡眠時間とが反比例している事は全く気付かれていないみたいです。

病院での治療法としては

●手術療法 手術には小さな範囲を施す縮小手術と大きな範囲を施す拡大手術があり、かつては転移を予防して根治するように癌の周囲の臓器やリンパ節まで切除する手術が行われていましたが、今では早期の癌に対しては小さな範囲だけを、進行した者に対しては大きな範囲を施すようにと分けられています。また癌は全身病であるという観点から、乳癌のように縮小手術を行ってから、追加的に化学療法や放射線療法を施すというものも増えています。また早期発見が増えるに従って、直腸癌や子宮癌の場合など、根治を目指しながらも臓器の機能が損なわれないようにする機能温存手術も良く行なわれるようになっています。

●化学療法 抗癌剤の開発と、それらの多剤併用によって、治療の成果は向上し、特に急性リンパ性白血病や睾丸の腫瘍などには、良く効く抗がん剤が開発されていますが、副作用もそれなりにあります。近年は抗癌剤が効かない腎臓癌などにスーテントカプセルやネクサバール錠やアフィニトール錠などの抗悪性腫瘍剤/キナーゼ阻害剤やトーリセル点滴静注剤という分子標的薬が開発されて、癌が進行して手術が出来ない患者や再発した患者にも効果が期待できる治療法として注目を集めています。カラダ全体にダメージを与える抗癌剤に対し、分子標的薬・・例えば腎臓癌の分子標的薬は癌細胞が栄養を吸収するための血管をブロックするタイプのもので、癌が小さくなる事は確認されていますが、消えてなくなる事はなく、薬に対して耐性を持つ事も分かっています。副作用としては口内炎や肝機能の低下などがおこり、何割か患者には全く効かないようです。

●放射線治療 癌には子宮頸癌や頭頸部癌のように放射線が有効なものと、逆に胃癌のようにそれが無効に近いものとがあります。食道癌や咽頭癌などでは手術療法の前に放射線を照射し、乳癌や子宮癌などでは手術後に放射線を照射して相乗効果を求めます。子宮癌などは放射線の照射だけで治る場合もありますが、そのように放射線の効果を高めるためには癌の放射線に対する感受性を高める事で、そのために薬剤を併せて使用するなど薬の投与法や薬剤の選択など、いろいろな工夫がなされています。また大量の放射線を照射すると危険な副作用が出るので、それを防ぐために治療技術が改善されて来ており、放射線そのものもどんどん進歩しているようです。

●免疫療法 生体の持つ自然治癒力である免疫力を免疫復活剤で高めるもので、これまでは化学療法の補助として用いられていましたが、最近はいろいろな免疫復活剤が開発されています。

●レーザー治療 レーザー光線で患部の切除と止血を瞬間的に行なうものです。脳腫瘍、口腔癌、子宮頸癌、胃癌、大腸癌などに用いられるほか、食道、胃、肺などの早期癌などにも効果的です。

●温熱療法 放射線療法や化学療法と組み合わせて行なうもので、癌細胞は正常細胞よりも熱に弱いので、機械を使って癌を42度位に熱します。今のところは大腿部或いは乳房に出来た癌には有効ですが、カラダの深部にある癌に対してはあまり効果は期待出来ません。

どんなに健康な人でも、幾ら食べ物や化学物質や紫外線などの発がん要因に気を付けていても、癌細胞はカラダ中に毎日5,000個~6,000個位発生しているといわれていて、免疫機能が正常に機能しているから・・癌細胞を片っ端から消滅させているから増殖しない訳ですが、癌細胞が増える原因、即ち癌になる一番の原因は睡眠不足などにより免疫機能が低下してしまい癌細胞を全て退治出来ずに、少しずつ増殖して行く訳です。(免疫機能は精神面からも低下します。例えば親にいつもよく叱られている子供や、いつもストレスを感じていると免疫力が低下して風邪をひきやすくなったり、お腹を壊しやすくなります。)免疫療法を除いては、いろんな方法により癌細胞を攻撃する事だけを目的としているので、肝心のカラダの方は治療を行えば行う程その副作用で自然治癒力が低下してしまい、残った癌細胞は再び勢力を取り戻します。

自然形体療法でも直接癌細胞をやっつけるような事は出来ませんが、カラダの自然治癒力を高めて免疫力を強化する事が可能です。実際に創始者山田洋先生の施術では、非常に体調の悪い末期癌の患者さんが施術後に驚くほど元気に変化するなど、多くの癌患者さんの自然形体療法での治療例が報告されています。

 

 

 

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