一般的に耳鳴りの多くは、外耳炎、中耳炎、耳垢栓塞、難聴などの他の耳の病気の一つの症状、或いは前兆として現れると考えられています。
また、高血圧などの循環器系の疾患や、糖尿病、過度のストレスによる心理的な要因などが原因でおこる場合もあると考えられています。
尚、深夜や洞窟の中など、音のない環境でおこる耳鳴りは、生理的なもので、特に異常がある訳ではありません。
症状としては、外界からの音がないのに耳の中で音が聞こえます。高い音の場合もあり、低い音の場合もあり、それが一定の調子で持続する人もいれば、強弱を付けたり、途切れがちに聞こえる人もいます。
なかには、常に雨が降っているように聞こえるという人もいて、耳鳴りは個人差や病気の程度によって聞こえ方が様々です。
病院では、ビタミン剤、血管拡張剤、血流改善剤などが用いられます。その他、器具を用いて耳鳴りに似た周波数の雑音を聞かせ、耳鳴りが聞こえなくなる現象を利用して改善を図るマスキングという治療法もあります。眠れない、不安を感じるなどの訴えには、催眠剤、抗うつ剤、抗不安剤などが用いられています。
自然形体療法では、OOやOOの原因で生じていると考えていますから、OOやOOの不調を正す事により、耳鳴りも改善出来てしまいます。