膝から下の下腿骨は2本あり、太い方の脛骨の膝側には脛骨結節があります。
サッカーやバスケットボールのように激しく膝を使うスポーツなどを続けると、萎縮して伸び難くなっている大腿直筋などが脛骨の結節部分を強く引っ張り剥がれて剥離骨折する考えられていて、10~13歳くらいの成長期の子供によく発生し、運動をしたり正座をすると脛骨の剥離部分が痛み、剥離部分を押しても痛む事があります。
病院ではこれといった治療法がなく、スポーツが原因と判断すれば、そのスポーツを止めるように指示し、湿布や消炎鎮痛剤で痛みを軽くする対処療法が行なわれているだけで、成長期が終わり成長が止まると自然に完治すると考えられている為に、治療は殆ど行なわれていないみたいです。
開院以来数多く来院された整形外科で“オスグッド”と診けいこつのはく断された方全てが、脛骨の剥離がないにもかかわらず脛骨前面に痛みがあり、突出している場合や軽く触れただけで激しい激痛になる場合がありました。
殆どの原因は大腿直筋が拘縮しているというよりは老廃物が溜まってパンパンに浮腫んでいるので、浮腫みを取る事によりその場で痛みが殆ど消えてしまいます。
当院の治療例では、オスグッドで訪れた全員が一度の施術で痛みが軽減し、10分程の施術で全く痛くなくなった施術例があります。