膝半月板は膝関節の中にあって、歩行や運動などの衝撃からの衝撃を和らげるクッションの役目をしていますが、スポーツなどで膝が不自然に曲がるとこの半月板が関節の中で大腿骨と下腿骨に挟まれて断裂してしまいます。
損傷や断裂が起こると膝に痛みが走ってその場で歩けなくなってしまいます。
また、関節の血の塊が出来る血腫や水が溜まる水腫が起きるといわれています。
また、膝を伸ばそうとすると、あるところで止まってしまう事がよくおこります。
病院での治療は半月板の縫合手術や部分切除、完全切除が行われています。
近年膝の不調や痛みで病院に行くとレントゲンやMRIの写真をもとに、膝半月板損傷とか膝半月板断裂とか診断される事が少なくありません。
特にお年寄りに多く見られる膝の不調で歩き難くなった場合は殆どこの診断名が付けられています。
ところがお年寄りや一般の方の場合は、特に運動をして膝を痛めた訳でもなく、使い過ぎて痛めた訳でもありません。
使い過ぎて磨り減っているならば、診断された日から殆ど歩かないように心掛ければ膝半月板は自然治癒力により自然回復して来る筈ですが、殆どの方は何十年も不調や痛みが変化しない状態です。
つまり実際には使い過ぎではなくて、逆に使わないので不調が起きている場合が多いのです。
自然形体療法では半月板が自然に回復するのを阻止している本当の原因を解決するので、長年病院に通われているにも関わらず膝の痛みが治らない方でも、その場で膝の痛みが軽減してしまう事が少なくありません。