バネ指

手の指には指の関節を曲げたり伸ばしたりする腱というものが付いています。

そのうち指を曲げる腱を屈筋腱といい、親指に1本、人差指から小指にそれぞれ2本づつの合計9本あります。

一般にはその屈筋腱と靭帯性腱鞘との間に炎症(腱鞘炎が起こった状態)が起こると刺激のために腱が厚く硬くなって、結果として腱の動きが悪くなると考えられ、これを無理に動かそうとするとバネ現象が起こると思われていて、バネ指と呼ばれています。

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病院では湿布剤、軟膏などの使用、非ステロイド性鎮痛消炎剤の投与が行なわれています。

時には副木を当て固定する事もあります。

症状が強い時、局所麻酔薬入りステロイド剤を腱鞘内に注入されれていますが、3回以上は腱の損傷を起こす事があるので行なわれていないようです。

以上の保存療法で効果の無い場合は手術が行われ、経過観察により改善見込みがない場合は小児例でも手術が行われ、手術は空気駆血帯を使用し無血手術で行ない成人は局所麻酔、小児は全身麻酔が用いられています。

手術法は腫瘤が触れる中手指節間関節掌側に約1cmほどの皮膚切開を入れ、靭帯性腱鞘に到達し、その腱鞘を縦に切りトンネルを開放する手術が行われています。

自然形態療法では指の曲げ伸ばしの動作時にバネ仕掛けのようにカクカクとなる現象は屈筋腱と靭帯性腱鞘の間の炎症ではなく、別の筋肉に原因がある事を発見し、その原因の筋肉を正しい状態に戻して行きます。

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病院で手術をするしか治る方法がないといわれているバネ指が、10分程度の痛みを伴わない施術で改善されてしまう場合もあります。

今まで曲げると痛くてものを掴めなかった指が、その場でものを掴めるようになり、痛みも無くなってしまいます。

 

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